4月15日は、伊豆山神社の例大祭です。祭りのハイライトは、神輿が800段以上もの階段を下る発御祭です。市のパンフには、「勇壮!」「一気に!」とか、勇ましい語句が賑やかに並んでいます。
伊豆山神社の神輿は、毎年この日しか見ることが出来ません。(普通は神社の神輿は、社の中で展示されているのが多いですよね。)そこで、「関八州総鎮護」なんて文句にも期待して、さぞや立派な神輿だろうと、自称神輿気違いの私は見物に出かけました。
なるほど、小ぶりですが手の込んだ良い細工です。しかし、残念ながら年代ものでは無いようです。胴を細くして、その分屋根を大きく張り出して見せるスタイルは、三社あたりのいなせな江戸風です。
担ぎ手が、白い直垂を着て、掛け声も「わっしょい、わっしょい」と正当派?なんで妙に感心しました。近頃の見苦しい神輿同好会やらの「せや、せや」なんかと違い、とっても爽やかに聞こえました。
でも、800段はとても「一気」になんか下りられず、担ぎもしないおっさんが、「そりゃー、声が小さい!」なんて吼えても、はあはあぜいぜい、メタボ予備軍のおじさんたちは、とってもかわいそうでした…。
コメント