田舎暮らしとプライバシー

道路清掃
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今日は、住民総出の道路清掃

(Bさんのお話)

田舎に住んでみて、初めて分かったことは、田舎ではいつも会う人が決まっているから、自然に、人間関係が濃くなるってことね。考えてみれば当たり前のこ となんだけど、以前、都会に住んでて「田舎暮らし」したいな…」って漠然とあこがれていたときには思いもよらなかったね。

覗き見しているわけじゃないけど、「あの家の奥さん、この3日ばかり見ないぞ。夫婦ケンカやったのかな。」とか、すぐ分かっちゃうよね。そういう意味では、プライバシーがない、とは言えるけどね。

でも、良いこともあってね。このあいだ、私たち夫婦が留守のとき、たまたま、知り合いが訪ねて来てね。通りがかりの人が、「Bさんは、今日は人間ドックで東京に行ってますよ。」って教えてくれたんだって。まあ、人間ドックまでは言わなくともいいんだけど…。

伊豆の地元の人とのお付き合いでね、初対面なのにいきなり、「あんた、歳、いくつだね。」とか「仕事なにしてたんだね。」とか、「これから、どこ行くんだね。」とか、プライバシー無視の質問、連続攻撃されてびっくりしたね。

田舎の人って、人のこと何でもこと細かに聞いてくるんだよ。そのかわり、自分のこともおんなじ。詳しく話してくれるんはいいんだけど。たとえば、自分の収入とか、エーッこんなことオレに話して良いの?って感じ。今では、慣れっ子ですけどね。

そこで、お返しに自分の秘密、たとえば息子の嫁のグチとか話してしまうと、翌日には、ほかの地元の人から「あんたの息子の嫁は、○○なんだってね。」って立ち話で言われちゃうんだよね。

なんでも立ち話の話題にされちゃうから、田舎にはプライバシーがないって言われれば、そうなんだけどね。さすがに、天城ハイランドの人は、もう少し都会的というかストレートな言い方はしないけど、まあ、ソフトなだけでおんなじだね。考えてみれば、都会の人と田舎の人の違いって、この言い回しの差だけなの かも知れないね。

救われるのは、行動や結果だけを話題にして、その人の性格とか動機なんかの心の中には立ち入らないことなんだよね。新聞なんかの履歴書欄、棒読みしてるって感じかな。別にマナーって気を使ってるようには見えないけどね。話が重くならないから聞いてて楽だし。

まあ、ややこしいことに興味が無いだけかも知れないけど。

田舎じゃ、用事の途中で知り合いと出合ったら、なにやかなの立ち話で1時間は取られるって、初めから覚悟しておかないとね。
畑なんかでやりたいことあっても、畑は、明日もあるしさ。

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