いたいた!美人三姉妹
天城ハイランドには鹿が約500頭いる!って言うと、あなたも驚かれるでしょうね。でも、下田農林事務所が、昨年発表した推計によると、天城山麓には 鹿が1平方km当り約2.5頭棲息しているそうです。
天城ハイランドの広さは、約200万平方kmありますから、かけてみると先ほどの数になるのですが、 当然、天城山の原生林と分譲地とは違いますから、それより多いと言う人と少ないと言う人がいます。鹿に聞いてみたことが無いので、人間が住んでいる場所が 暮らしやすいのかどうかは、よく分かりません。
しかし、冬の猟期になると、いきなり天城ハイランドの鹿口(人口と同じ意味です。)が増えるのは間違いありません。利口な鹿は、安全な場所がどこかよく分かっているようです。
ほら!早くパンよこせよ。
鹿と会うときは、大抵は数頭の群れで、それも大抵は雌、おそらく親子姉妹です。雄は、単独行動をとっていることが多いですね。私は、この孤高なる同胞に対し、密かなる共感?を覚えずにはいられないことを、正直に告白しなければなりません。
早朝か夕方であれば、天城ハイランドに行き来する道では、必ずと言ってよいほど鹿に出会えます。先方も、すっかり人間に慣れていて(なぜか、猟師と普通の人とは瞬時に見分けます。)、車を止めてシャッターを押す間、ポーズなんかして待っててくれます。
モデルのお礼に、私は、車にパンの耳を積んでいて、鹿たちのほうに投げてあげます。でも、そのうち、日光の猿のように、食べ物を実力行使で強奪していくような不良になっちゃうんでしょうか。とっても、心配です。
「鹿に餌を与えないでください。」なんて看板、天城ハイランドにはいらないですからね。
コメント